レセプト改革

レセプト業務改革と収益構造改善

“守り”から“攻め”へ。請求業務に、経営改善の力を

「加算を取りこぼしている気がするけど、どこで漏れているのか分からない…」
「職員の残業は減らないのに、査定の件数も全然減らない…」
「返戻・査定への対応ばかりで、攻めの対策まで手が回らない…」

医療事務やレセプト業務は、日々の煩雑な作業に追われ、経営インフラとしての役割を果たせていないことが多いです。
業務構造の見直しとデータ活用で、“攻めの請求”への転換が今求められています。

現場を悩ませる“構造的な課題”

現場の疲弊の裏には、次のような構造的課題が潜んでいます。

  • 業務が「守り」に偏重し、改善余地を見出しにくい
  • 点検・請求業務が属人化し、標準化が進まない
  • 返戻や査定内容が活きるデータとして蓄積されていない
  • 加算や施設基準への戦略的対応が後手に回る
  • 業務負担が固定化し、改善のためのリソースが確保できない

解決策:レセプト調査 × データ活用 × 自動化

私たちは、以下のアプローチで「守り」中心の業務を「攻め」に転換します。

  • 業務体制・返戻・査定状況を調査し、工数/コスト/ボトルネックを可視化
  • Python(データ自動処理プログラム)で、返戻・査定リスクをルールベースに抽出・一次点検を自動化
  • 加算取りこぼし候補を検知し、算定チャンスを最大化(ルール更新も運用に組込み)
  • Power BI(経営ダッシュボード)で、返戻率・加算取得率・残業時間の推移をグラフ化・共有
  • SharePoint(タスク管理)で、施設基準・加算届出の準備状況を一元管理し、抜け漏れを防止
  • 収支改善シミュレーションで、改善効果とコスト(残業・外注・投資)の見える化

導入効果(Before → After)

Before After
点検業務が人依存で、残業が常態化 Pythonでの自動点検により、属人化と残業を大幅削減
返戻・査定の原因が把握できず、場当たり的対応に 返戻・査定リスクを定量的に分析し、構造改善へ
加算の取りこぼしが常態化 取りこぼし候補を抽出し、加算取得率を継続改善
施設基準の届出・更新タスクが属人化 SharePointで全体タスクを一元管理し、対応漏れを防止

主な支援内容(提供メニュー)

  • レセプト調査(業務体制、返戻、査定調査を含む)
  • 業務投入量と改善投資の費用対効果測定
  • Pythonによる自動処理:返戻・査定リスク抽出、加算取りこぼし検知
  • Power BIによる返戻率・加算取得率などの可視化と分析
  • 施設基準・加算取得に向けた課題整理と解消支援
  • SharePointによる届出・更新タスクの一元管理

よくある質問(FAQ)

レセプトデータはどのように提供すれば良いですか?

基本的にCSV形式やレセプト電算データ(MEDIS形式)でのご提供をお願いしています。形式が不明な場合も、柔軟に対応可能です。

PythonやPower BIを導入するには、システム変更が必要ですか?

既存システムを変更せず、外部出力されたデータを使って分析・可視化が可能です。ご希望に応じて段階的導入にも対応しています。

業務の“変革余地”は、まだまだ眠っています

ルーティン化した業務のなかにも、改善できる領域は必ずあります。
ほんの数%の加算取得率や返戻率の変化が、年間数百万円の収益改善につながることも。
「何から手をつけてよいか分からない」と感じたときこそ、ぜひご相談ください。

当社の提供サービスを横断的に比較したい方は、以下より全サービス一覧をご覧ください。
医療・介護向けコンサルティング全サービス一覧

まずは、レセプト業務の実態を診断してみませんか?

返戻対策だけで終わらせない、医事の「攻めの改善」へ。

業務改革 × データ活用 × 自動化で、持続可能なレセプト体制を築きましょう。

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